アルバムリスト
アーティストリスト

石井彰「Endless Flow」

石井彰「Endless Flow」

  • 01 Endless Beginnings
  • 02 Synchronized Step II
  • 03 十二神将
  • 04 Memory Of March
  • 05 Circle
  • 06 M.R.
  • 07 I Remember Clifford
  • 08 Message From Abyss
  • =配信曲(iTunesストア他)

STRL-009

¥3,000(税抜)

発売元:株式会社ラルゴ音楽企画

※全国レコード店、またはスタジオ・トライブ店頭でも販売しています。

Endless Flow:TOP
Endless Flow:ライナーノーツ
石井彰インタビュー
「Endless Flow」プロモーションビデオ
石井彰 トリオ&カルテットメンバーによる最新オリジナル曲集
~終わりのない夢想の狭間から 一筋の光明が射し、拡がる~

日野皓正グループの不動のメンバーとしてすでに16年、石井彰のピアノは日本のジャズ界の一隅を担っている。その活動は、日野グループの他、ベーシスト金澤英明とのトリオ、安ヶ川大樹、大坂昌彦とのシーン・オブ・ジャズ、そして自身のトリオ、カルテットと幅広い。
今回のアルバム『Endless Flow』は、ユニット録音として、前作「Embrace」から10年振り。1曲を除く全てが石井自身のオリジナル曲である。10年という歳月の間に得た人生観と成熟。趣味である写真を通して、仏像への造詣を深め、演奏旅行で訪れる日本各地の文化にも深く思いを馳せる。まさに、音楽活動を通じた経験の全てを投影して書き下ろされ たオリジナル曲は、新たな『音楽』への希求に溢れている。
演奏では、トリオとカルテットのメンバー全員を、楽曲の性格に合わせてシャッフル、2人のベーシストの共演もある。
瑞々しい印象のトリオ、カルテットのメンバーは、ジャズのみならず各分野で活躍する若きベーシスト、杉本智和、川村竜、トランペットにはエッジの効いたプレイに定評のある類家心平、そして、躍動溢れるドラム、長く活動をともにしてきた江藤良人が参加。
風景に寄り添うリリシズムから神の光を予感させるフリーまで、石井彰の世界が色彩豊かに繰り広げられる。
石井彰(Piano)

石井彰(Piano)

1963年10月1日川崎市生まれ。大阪音楽大学作曲卒。関西で活動開始後、91年、東京へと拠点を移すと、演奏、作曲、アレンジ、プロデュースへと活動を広げる。'98年より日野皓正クインテット。2001年には、オリジナルトリオで初リーダーアルバム『Voices in The Night』(EWE)、'02年ソロアルバム『Presence』(EWE)、及びニューヨーク録音のスティーブ・スワロウ(b)とのデュオアルバム『That Early September』(EWE)を発表。
'03年、'04年とトリオによる『Synchronicity』(EWE)、『Embrace』(EWE)をリリースした。

幅広い音楽性、その根源にある音楽に対する真摯な姿勢と溢れんばかりのしなやかな生命力、何より豊穣な表現力は、優れたバランス感覚によって芸術へと昇華され、多くの人々を魅了している。
類家心平(Tp)

類家心平(Tp)

トランペットの類家心平とは、4・5年前にデュオで初共演した時に、魅力的なトーンというかヴォイスを持っているなと思った。人柄は誠実で寡黙なのだが、セクシーで野性的な感覚は彼独特な個性となり、現在の若手トランぺッターの中でも異彩を放っている。カルテットに参加してもらって素晴らしい起爆剤となった。
杉本智和(B)

杉本智和(B)

杉本とは20年来の付き合いだが、レギュラーバンドを組み、がっぷりと組み合って音楽を作っていくのは初めての事。常に音楽の方向性を示唆するアプローチを試みるチャレンジ精神は本当に素晴らしい。正に変幻自在だ。
仏像好きという共通の趣味もあって、いつももっぱら話題はそちらの事!  
川村竜(B)

川村竜(B)

川村は最年少だが最重量級。彼のベーシストとしての持ち味は、力強いトーンはもちろんだが、音楽的な立ち位置にある。音楽を立体的に捉える空間演出に長けている彼は、常に音楽を揺さぶろうとするユーモアに満ちている。
この違ったタイプの2人が同時に参加しているトラックにも注目して欲しい。
江藤良人(Ds)

江藤良人(Ds)

ドラムの江藤良人とは、もう15年以上トリオで共演している盟友。ツーカーの仲だ。彼の繊細なシンバルワーク、ブラシさばきは名人の域に達しているだろう。パッション溢れるプレイを聴かせたかと思うと、ブラシでのコクのあるプレイを聴かせる。そういった柔軟かつ頭脳的なミュージシャンだ。

Jazz Tokyoに悠雅彦さんによるCD評が掲載されました。

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