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高橋佑成 yusei Takahashi:ピアノ

高橋佑成

  • 石若駿 卒業記念アルバム「Boys featuring SHUN」

  • 高橋佑成「It's Easy To Remember」


1994(平成6)年 6月10日 東京都世田谷区生まれ
現在 明治学院大学在学中

5歳からエレクトーンを始め、13歳の頃からジャズに興味を持つ。独学でビル・エバンスのコピーなどを始め、間もなく、中学生対象の世田谷ドリームジャズバンドに加入、日野皓正氏を始め、多くのミュージシャンにアドバイスを受ける。石井彰にジャズピアノを師事。
現在は、金澤英明とのデュオ、中山拓海(As)のユニットを中心に活動。多くのミュージシャンから期待を寄せられる、若き才能である。


※以下インタビューより

13歳の頃、テレビから聞こえてきたサッチモの「この素晴らしき世界」に衝撃を受け、 CDショップに探しに出かけました。その時、このアルバムのそばにあったのがビル・エバンス。何となくその名前が気になり、彼の演奏が入っているオムニバスCDを手に入れました。その中の「ワルツ・フォー・デビィ」を聴いて、このようなピアノを弾きたいと強く思うようになったのです。とにかく、ひたすら聴き続けました。これは現在も続けている勉強法です。
その後、勧められて世田谷区主催のビッグバンド、「ドリーム・ジャズ・バンド」に応募し、ピアニストとしてオーディションを受けました。幸運にも合格して、そこで日野皓正さんをはじめとする素晴らしいミュージシャンの指導を受けることになります。音楽と人生についてたくさんのことを教えて頂きました。

ジャズは、決まり事の中に自由な独創性を盛り込める音楽で、そこが好きです。
演奏中に自分が感じたイメージや雰囲気をどれだけまっすぐに伝えられるかにこだわりたい。そして、ひとつの音でも誰かを納得させられるような、説得力のあるピアニストになりたいと思っています。

現在は、大学の芸術学科に在籍していて、音楽史や音楽理論を学んでいます。様々な分野の芸術が関わり合う内容の勉強がとても楽しいので、ライブ活動と上手く両立させようと工夫しています。休みの日などは大好きな美術に触れに出かけます。これまで観た中では、ジャクソン・ポロックに圧倒されました。

いつも、ひとつひとつの音を大切に、美しく弾き、物語のような繋がりを持つ即興ができるように、そんな境地を目指しています。

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