ジャズボーカリスト:多田鏡子プロフィール

北海道余市町生まれ。
幼少時より、バイオリン、ピアノ、マリンバなどを学ぶ。

小樽潮陵高校で混声合唱団、成蹊大学進学後は、モダンジャズサークルMJGに参加。加藤崇之、斉藤クジラ誠、ボブ斉藤、作山功二らと演奏活動する。
在学中に吉祥寺サムタイムがオープンし、同時にレギュラーとして出演開始。
金澤英明、佐山雅弘、北島直樹、桜井郁男、野力奏一らと共演。
他に、武部聡、宮城純子、松下誠、などと数多くのユニットで活動、毎日のように都内のジャズ喫茶、ライブハウスに出演する。
この時期、武蔵野音楽院でボーカル講師となる。

結婚出産のため、一時演奏活動を休止。その間、フリーライター、音楽ライターとして書籍、雑誌で多くの執筆を手がけ、10数冊の音楽関連書籍を執筆。添付CDの企画制作にも携わる。
3人の子育て一段落後、ボーカリストに復帰。

株式会社ラルゴ音楽企画を設立し、レコーディングスタジオ「スタジオトライブ」の立ち上げに参加。
ラルゴボーカル教室設立。
ジャズレーベル「スタジオトライブレコーズ」を設立し、CD制作の統括、プロデュース、音楽イベントの企画制作に於いて数々の経験を積む。

20年以上にわたり、音楽ライターとして、クラシック、オペラなどの解説書を手がけながら、音声学、心理学にも研鑽を重ね、その間、外部講師、出張指導もこなす。
音声外来の第一人者、耳鼻咽喉科医師、萩野仁志氏との共著によるボイストレーニングのテキスト『ボーカルの悩みを解消する本』(リットーミュージック刊)がある。

ジャズを基本として、クラシック、オペラ、コーラス、ポップスなど、多ジャンルの音楽に造詣が深く、各ジャンルの楽曲への対応力は抜群。 生徒ひとりひとりの力量、ニーズ、傾向に適したユニークなレッスンを展開している。
特にライターとして鍛えた、「歌う感覚を言葉に変えて伝える能力、説明能力」に優れている。
これまで、累計600名を超す指導実績を踏まえ、守備範囲の広い工夫溢れる指導、また、テーマを極めるワークショップなどを通じて、ライブ活動やプロ活動に至る多くの生徒を育てている。

ジャズボーカリスト:多田鏡子